空間を愉しむアイテム。
目的いろいろ、自由にアレンジできる家具。
収納したり、空間を仕切ったり。
発想の数だけ、カタチになる。
幼いころ、積み木遊びに夢中になった経験がある人なら、きっと楽しいでしょう。そんな感覚で組み立てられる家具。富山県産の杉の風合いが感じられるT-BOX。
森(Tree)と町(Toyama)を繋ぐ(Tunagu)。T-BOXには3つ「T」の想いがこめられています。
地域の材料を使うことで、森のうるおいや恵みを生活の中で味わってほしい。
親から子へ、子から孫へ世代を繋いで使ってほしい。
そんな想いからT-BOXは誕生しました。
手になじむ木の風合いの箱。しかし、背面がないので、丈夫な木枠といったところでしょうか。SとLの2種類のサイズを自由に組み合わせることで、空間を自分らしくアレンジできる家具。
本棚やTVラックなど収納スペース。間仕切り壁としてひとつずつ繋ぎ合わせながら増やしていけるので、何気ない空間を活かすことも可能。小物を飾ったり、雑誌やCDを並べたり、お気に入りのアクセサリーも自由に演出。時には椅子としても。
店舗や学校、保育園などでも頼れるアイテムに。
塗装は殺菌・脱臭効果のある柿渋で着色。子供たちにも安心のT-Box。
T-BOXは、富山県の企業が生産するアイデアあるれる新規性、特性のある新商品「富山県トライアル発注商品」として認定していただきました。T-BOXは地産地消に貢献しながら楽しむことができる、森の恵みと新しいかかわりあいをお手伝いできる家具。
■認定
・「富山県トライアル発注商品」平成26年度
・「とやまの木せいひん」富山県木製品カタログ 平成24年度
・「とやまの木せいひん」とやまの木せいひん研究会
■特徴
・富山県産の杉の間伐材から生まれました。
・単品、L・Sサイズの組み合わせも可能。
・プラスドライバー1本で女性でも簡単に組み立て可能。
・繋ぐ高さは4段まで可能。※H:1520
・塗装3タイプ 塗装なし・自然塗料・ウレタン塗装
※受注生産につき、納期はいずれも1ヵ月となります。
わたしたちは、日々こんな取り組みをしています。
里山林の地産地消
富山県南砺市 甚六の森にて
初めての体験でした。
なかなか手入れが行き届かず、枯れ枝が多い間引きされていない静寂の森。
森のたくはいびんメンバーの祖父の森「甚六の森」を
間伐体験の下見のために、私は訪れました。
幼少の頃、祖父と植樹した杉の木だそうです。
「お前たちが大きくなったら、使えや。」と
孫の将来の家づくりのために植樹された木だそうです。
里山林の地産地消。
先代の想いがカタチになった、学びの場でした。
美しい木、木材を作るにはこまめな枝打ちが大切であるということ。
地元の木材を地元で使うということは自然の営みであるということ。
富山で大きく育った地元の産物、木材を、地元の家づくりで使うということ。
林業の需要が生まれ、富山の林業の活性化にも繋がるということ。
青い空の下。
私の頬をすっとなでるさわやかな清々しい風。
若葉と陽射しに輝く里山。
ありがとう、私の里山林。ありがとう、私の富山。
こどもたちの夢をカタチに。
富山県内の幼稚園・保育所の子供たちや先生が考えた「こどもの城」。
私共、エコーウッド富山は富山県産材を使って作る「県産材こどもの城づくり事業」に参加しています。
「こどもの城」は木とのふれあいを通じて、子どもたちの豊かな心を育む「木育」を推進するため、富山県が「水と緑の森づくり税」を活用して取り組んでいる事業です。富山県内の幼稚園・保育園の園児親子が県産材を使った木製遊具のデザインや制作に関わったり、「森の体験会」に参加したりすることを通じて、親子のふれあいを深めながら、木のやさしさや県産材利用と森づくりのつながりについて理解を深めていただくことを目的にしております。
とやまの木で家を作る会が富山県から事業の委託を受けて、私共、エコーウッド富山が施工させていただきました。
砺波市立栴檀野幼稚園の園庭に作った子供たちが設計した「こどもの城」での完成引き渡し式。子供たちと記念撮影会、ハイポーズ!子供たちとのふれあいを通じて、施工させていただいた喜びをあらためて感じた日でした。ありがとうございました。
富山県産材、木材の専門家として。